お引っ越しのついでに遺品整理
今日は、春分の日の振り替え休日で世間様は3連休です。
例のごとく弊社の鬼社長にこき使われる為に元気良く出社です。いつになく車が多いような気がします。祝日出社の会社とお休みの人たちが一斉に動き出したのが実感できます。
本日の現場は北名古屋市です。
2006年3月20日、西春日井郡師勝町と西春町が合併してできた町です。エリア的には名古屋市の北側に位置して近くには犬山市などとても過ごしやすく都市圏のベッドタウンとなっています。個人的には静かで住むにはとても良いところだと思います。
現場のお宅はとても大きな住宅です。数年前にご両親とも亡くなり現在はご夫婦とそのお子様の4人家族。7LDK程の間取りの中で2部屋をご両親が住まわれていたという事ですが部屋の中はお亡くなりになったその日から既に数年放置されており生活感が残っています。
作業の予定は2日間。「どうしてそんなに時間がかかるのか?」と思われるでしょうが、本日の作業はお立会人様のご子息が1品1品要、不要の指示を頂くことになっています。実はご子息も何があるのかなんて把握もされていないようでこの際だからゆっくり分別してすっきりしたいそうです。
まずは、押し入れの前に構えているリクライニングマッサージ器を撤去します。するといきなり埃の中から51円発見!。すくにご子息にお渡しして作業再開です。
押し入れを開けるとまた行く手を阻むように大きな壺があり一人で撤去しようとしても動きません。あまりにも重いので2人がかりで撤去です。すると少し動いたと同時に「ジャララ」と小銭の音がしそのまま壺をご遺族のもとへ持っていき見てもらいましたが、あまりの小銭の多さにご遺族様も苦笑しておられ「まじめに生前整理しとくべきだったね」とおっしゃられました。
しかし現実はお元気な時に例え親と言えども人のものを勝手に触れないので、仕方ないですよね。
壺をご遺族様にゆだねて、その先には和服用の収納があり、やはりお着物が大量にありました。昔の人はお着物を持っている確率が高かったので不思議ではありません。
ご遺族様の指示を承りながら更に作業を続けます。お布団の山を運び出しやっと押し入れの2分の1が終了。
まぁまぁ、この先は問題なく作業を完了しあと半分は予定どうり明日に持ち越しです。